子どもたちと学童保育 |
子どもたちは親の就労という理由によって学童保育に通います。 子どもたちは1年生から3年生で、放課後集団的生活をおくります。 これが学童保育の特徴です。この子どもたちの学童保育での生活はどうあったらよいのでしょうか |
1年生から3年生の子どもたちは「依存しつつ自立する」時期と言われています。「自立」が促されるためには「依存」が満たされなければならないということになります。 「依存を満たす」ということは子どもの今ある状態を全部受け止めるということだと思います。 子どもたちは親、信頼する大人に自分を理解してもらい、共感してもらい、「依存」を受け止めてもらうことにより、安心して遊び、生活をすることができます。また自信を持って活動に取り組むことができます。 学童保育にはこの「依存」をしっかり受け止めてくれる親代わりでもある大人がいなくてはなりません。この大人が「指導員」と言われる職員です。子どもから本当に信頼される職員が求められます。 しかし、子どもたちとの信頼関係は短期間ではつくれません。子どもたちと1年、2年と長い期間を一緒に遊び、生活、活動をすすめていく中でつくられていくものです。 |
子どもたちは学童保育で「昼間の兄姉弟妹」として遊び、活動、生活をしていきます。 |
特に集団的生活は自主性が発揮されることが大切です。学童保育での遊び、活動、生活については子ども同士、子どもたちと職員集団の相談や話し合いで創っていくことです。このことにより、子どもたちにとって通う動機はたとえ「親の都合」と受身でも、学童保育の生活は自分たちのものになります。 自分たちの学童保育が楽しくないはずがありません。子ども自ら通いたくなる楽しい学童保育です。 子ども自ら通いたくなる学童保育、それは働く親と子どもたちの真の願いでもあります。 |
そのためには施設、職員、定員の保育環境が確保される必要があります。 下記3点が最低の条件だと思います。 |
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